実際に私が使用しているレンタルサーバー「エックスサーバー」でのマルチドメインの設定方法を簡単に説明いたします。
正確にはマルチドメインの設定というよりドメインの設定ですので、ひとつだけ独自ドメインを設定する場合も同じ方法で設定します。
まず、エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインします。サーバーパネルのトップページが表示されます。
右上の「ドメイン設定」をクリックすると、ドメインの一覧が表示されます。
私はエックスサーバーでは、現在7個の独自ドメインを設定して使用していますので、ドメインが8個表示されています。
初めて独自ドメインを設定する場合は、サーバーを契約したときのエックスサーバーのサブドメインだけが表示されます。一番上の削除ボタンが無いものがエックスサーバーのサブドメインです。
上の画面の「ドメインの追加設定」をクリックします。
ドメインの追加設定の画面が表示されたら、「1」の欄に取得した独自ドメインのセカンドレベルドメインを入力し(上の画像では例として「sample」と入力してあります)、「2」の矢印ボタンをクリックしてプルダウンメニューから独自ドメインのトップレベルドメインを選択します。入力したセカンドレベルドメインと選択したトップレベルドメインが間違いないことを確認して、「3」の「ドメインの追加(確認)」ボタンをクリックします。
ドメインの確認の画面が表示されますので、再度ドメインが間違いないかを確認して、「ドメインの追加(確定)」ボタンをクリックします。(上の画像では「sample.com」というドメインになっていますが、実際にはこのドメインで設定することはできません。上の画像はドメインの部分を画像ソフトで加工したものです。)
以上でエックスサーバーでのドメイン設定は終了です。
サーバーパネルのトップ画面に戻って、左下のプルダウンメニューに設定した独自ドメインが追加されます。このプルダウンメニューから登録したドメインを選択し、設定対象にすることでドメインごとの設定(メールアカウントやFTP、サブドメインの設定など)ができます。
エックスサーバーではドメインの追加設定を行うと、FTPサーバーに自動的に追加した独自ドメインと同じ名前のフォルダーが作成されます。
ホームページなどのファイルは、そのフォルダーの中にある「public_html」フォルダーにアップします。
独自ドメインの追加設定が終わったら、ドメインを取得したレジストラの管理画面でドメインネームサーバーの設定をしてください。
エックスサーバーの場合、ネームサーバーのアドレスは以下の通りです。
ネームサーバー1 : ns1.xserver.jp
ネームサーバー2 : ns2.xserver.jp
ネームサーバー3 : ns3.xserver.jp
ネームサーバー4 : ns4.xserver.jp
ネームサーバー5 : ns5.xserver.jp
ネームサーバー1と2を設定すれば大丈夫だと思います。(私は1と2しか設定していません)
エクストリムレンタルサーバー」)でのマルチドメイン設定方法や、その他の設定については今後アップしていきたいと思います。
が、すぐにではなく「徐々に」という感じになると思いますので、長い目で見てやってください・・・。
「ロリポップ! 」レンタルサーバーでのマルチドメイン(独自ドメイン)の設定方法です。
まず、ロリポップ! の「ユーザー専用ページ(コントロールパネル)」にログインし、
左メニューの「独自ドメイン」をクリックします。
上のような独自ドメイン設定の画面になりますので、下のほうの「独自ドメイン設定」のボタンをクリックします。
すると以下の画面に切り替わります。
「1」のところで説明されていますが、ロリポップで独自ドメインの設定をする場合は、事前に取得した独自ドメインのドメインネームサーバー(DNS)設定をしておく必要があります。
独自ドメインを取得しただけでドメインネームサーバー(DNS)の設定をしていない場合は、ドメインを取得したレジストラのコントロールパネルでドメインネームサーバーをロリポップのDNSに設定してください。
ロリポップのDNSは以下の通りです。
プライマリーネームサーバー(ネームサーバー1) : uns01.lolipop.jp
セカンダリーネームサーバー(ネームサーバー2) : uns02.lolipop.jp
DNSの設定が終わったら、「2」の欄にドメインを入力します。
そして、「3」の欄に公開フォルダーのフォルダー名を入力します。
設定する独自ドメインのURL、「http://独自ドメイン/」または「http://www.独自ドメイン/」にアクセスした際にこの公開フォルダー内のデータが表示されます。
公開フォルダーは、サーバーのカレントフォルダーにFTPソフトなどで事前に作成したフォルダーを指定することもできますし、ここで指定したフォルダー名のフォルダーがない場合は自動的にフォルダーが作成されます。
独自ドメインと公開フォルダー名を入力したら、「4」の「独自ドメインをチェックする」のボタンをクリックします。
ドメインネームサーバー(DNS)の設定が間違っていなければ、以下の画像のように一番下に「下記のドメインで設定を行います。間違いなければ、設定ボタンをクリックしてください。」と設定する独自ドメインが表示されますので、
一番下の「設定」ボタンをクリックすると、「ドメインを設定します。宜しいですか?」というアラートが出ますので、「OK」をクリックします。
上のように「独自ドメイン」の登録が完了しましたとなれば設定は完了です。
あとはサーバー側の設定が完了し、ドメインネームサーバー(DNS)の設定がウェブ上で浸透するのを待ちましょう。